後悔しない家を建てるって難しいです。

Message Board~

お片付け~収納~家づくりの事を綴ったブログです!
大切な我が家の参考にしていただけたら嬉しいです。

リノベーションとお片付けで暮らしを変える

 

先日お会いした方がいらっしゃいます。

以前、お電話相談を申し込まれた方です。

 

お電話相談の時に、この方の部屋の写真や図面を拝見させていただき、

久々に腹が立ちました。

この家を考えた一級建築士さん・・・

どうして こんな設計にしたのだろうと思いました。

 

そして、この方と 最近お会いする事ができたんです。

 

家を建ててまだ数年。

間取り…本当に後悔していて…お話しながらも涙を浮かべられていました。

 

この方は以前、今後家を建てられる方の参考に、ブログに書いて頂いていいです、

と言っていただき、書いたことがありました。

 

プランを考える時に「素人は口を出さないで。」と、言われたそうです。

しかし、納得できず、最近 建築士さんに会いに行かれたそうです。

「これからどうすればいいのですか?」と、聞いたそうです。

 

男の子と女の子がいるのですが、子供部屋の確保に本当に困っていますし、

他にも 問題が山積みでした。

結局、何一つとして解決できないままで、納得できないまま 話は終わったそうです。

私も内容も伺いましたが、全く理解できませでした。

 

家って・・・・誰もが 夢一杯で建てる。

将来の家族の楽しい様子も思い描きながら、打ち合わせをする。

 

でも、本当に こんなはずじゃなかった・・・・と、なった時って…

前を向いて歩けなくなる・・・・笑えなくなるんです。

 

奥様・・・・涙を溜めて…泣き崩れるのを必死で堪えていた目が忘れられません。

 

皆さん そうですが、いい家建てたい・・・そう思っています。

この方もですが、多くの家造りで後悔された方が言われました。

「建築士さんだから、いい家を建ててくれると思いました。」

 

誤解のないように、もちろん満足されている方もたくさんいらっしゃいます。

 

私は建築士の資格も持っていませんし、取得しようと思った事もありません。

私は間取りを考えるのですが、構造的な事は、いつも工事をお願いしている

建築士さんに聞くので何も困りません。

 

日本建築士会連合会のサイトを見ると、一級建築士だけでもは34万人。

二級建築士は、73万人です。

なんと100万人を超す方が、建築士の資格を持たれています。

当然 レベルの差はあります。

 

私は、家づくりの事を書きます。厳しい現状も書きます。

すると、私は・・・ココを失敗しましたをコメントくださいます。

 

コメントには、たくさんの家づくりで後悔された方々の声を頂いています。

今から家を建てられる方に、そして建築士さんやハウスメーカーや工務店の皆様にも本当に読んでいただきたいです。

 

読者登録して頂いて、コメントを入れてくださる工務店の奥様もいらっしゃいます。

ありがとうございます!

 

でも…中には、片付けや収納や掃除のことを、

頭から馬鹿にされている建築士さんもいらっしゃって・・・・本当にガッカリします。

 

片付けも掃除もキッチンに立つ事も・・・毎日の事です。

建築業界も、プランの打ち合わせでも「女が口出すな!」って、まだまだあるんですよ。

 

先日、お会いした工務店にお勤めの方も言っていましたが、、、

「男の仕事だ! 女は黙ってろ」 のような感覚なんですって(-з-)

 

女性の感覚や意見がなくて家造りはできないでしょ!

って、言いたいですけどね!

 

構造的な事はプロにお任せするしかないですが、

間取りや収納に関しては、図面を見た時に、

自分達でメリット・デメリットを見極める力を付け、

プランを出された時に「ここは困る!」と、いうことはシッカリ伝えていけるといいですね。

 

素敵な暮らしの扉-安東英子の公式ブログ

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コメント

    • 67歳おババ
    • 2012.11.16 7:37am

    最近ブログ村でこのページを知り初めから読ませて頂きました、今では毎日楽しみです。私どもは転勤で地球を2回ほど廻ったお陰で物をどれほど処分した事か。今では物はよい物を少なくと云うモットーで60代半ばまで来ました。このブログで実家又は義実家が汚宅、ゴミ屋敷でと悲しんでいらっしゃる方の何と多いことかを知り唖然としました。人間生まれる時は「予定日」がありますが死ぬ時は「予定日」はありません死んだ後処分に困るのは子供たちです、わが子が大切ならその子に嫌な仕事を押し付けないように先生からぜひぜひ我々の世代を啓蒙して頂きたいと思っております。例えば親子参加型講座とか・・・そして今回の、家を建てるのに「女は口を出すな」は本当に腹が立ちました。一体誰が住むと言うのでしょう、家と云うのはその家の主婦が一番長く居る場所です、働きやすく心地良い物でなければ意味がありません。もっともっと家作りに「主婦」の立場からものが言えるその為にも女性がそれなりの力をつける事も大切かと思いました。長くなり申し訳有りません。

    • 腹黒hana
    • 2012.11.16 8:04am

    5年前 今住んでいる2件目の家を建てました。
    私も 言われました。
    「素人さんは 口を出すな。」
    「奥さんは 考えなくてもいい。」
    あー 悔しい!!
    私は 断固戦いました。(笑顔で・・・・)
    私は 人と喧嘩しない主義です。
    あんなに 毎日 考えて 交渉して 策略をねった日々はありません。
    思い出すだけで本当にはらわた煮えくり返ります。
    後で ゆっくりコメント書きます
    ちょっと 思い出すだけで腹が立っちゃうので
    このコメントも感じが悪い物になっているかもしれません。
    そうであれば 削除して下さい 

  1. 後悔にも軽いものから重いものまで
    色々あると思いますが、この方の場合はなんとも深刻で気の毒ですね。
    先生のブログに出会われた方たちは
    色んなことを勉強して少しでも後悔しない家を
    建てられるのではないでしょうか?

  2. ご無沙汰しております。お久しぶりのコメントですみません。WillowZenファームステイのくみです。
    我が家もファームハウスをデザイン中ですが、ハウスデザイナーさんが提案してくれたデザインを一旦持ち帰り、旦那と二人で生活のシュミレーションをしました。 
    そしていろいろ自分たちで変更を加え、今では元のデザインとは全く違ったものになりました。
    ハウスデザイナーさんは、とてもいい人だったし、私たちの意見を尊重してくださる方だったので、いやな顔もせずに変更に応じてくれました。
    (だんだん家が大きくなるので、手数料が高くなるから嬉しいって言うのもあるのかも!!彼の給料は建築総額の何パーセントという風に計算されます。)
    デザイン変更を小さなものまで含めると、26回変更されています。
    この後更に、安東先生に見ていただくことになっているのでおそらくバージョン30位までにはなるんじゃないかなと。
    でも、一生に一度の大きな買い物ですからね。70歳になっても楽チンに生きられるように、掃除も収納も簡単にできる家を目指しています。
    あ、後もちろんファームハウスに来られるゲストの方に喜んでいただける家を目指しますv(^-^)v
    他人任せにせずに、しっかり自分の目でみて、自分でシュミレーションをしながらデザインを考えるのって大事だと思います。

  3. 建築士ってスペシャリストだから全て任せればいいだろうって思ってしまいますよね。
    私が家を建てた時に同時期に友人も家を建てました。
    「建築士にお願いしてとびきりお洒落な家にするの。とても楽しみだわ。」
    と心を弾ませ、私も彼女の笑顔を見て幸せな気持ちになりました。
    しかし、今会うと
    「全部任せるんじゃなかった。寒いし、もう既に家ボロボロだよ。」
    と言います。
    雪深く、とても寒い地域にも関わらず、25畳はある吹き抜けリビング。床暖房なし。リビング階段。
    全ての部屋に扉なし。軽く間仕切りしてあるだけ。
    更には、小さな子供がいるのに、子供の手の届く位置に細やかな細工や飾りの数々・・・。水が直接かかる蛇口廻りにも無塗装の無垢材使用。
    細工や飾りの大半は、子供達に壊され、跡形もありません・・・。
    彼女の家を見たときに、怒りを覚えました。
    「なぜ?なんで?寒い地域なのも、子供が小さいのも知っている筈なのに・・。」と
    安東先生がよく「怒りを覚えた。」とおっしゃった意味が私にも分かりました。
    勿論、落ち込んでいる友人に、本音は言えません。
    私は「とてもおしゃれで素敵な家ね。」と言うしかなかったのです。
    友人は「全部任せるんじゃなかった。」と言いながらも、後悔しているという事を受け入れられない様子でもあり、葛藤していました。
    友人は近いうちにリフォームをするらしいので
    笑顔になれる様に祈るばかりです・・
    勿論、安東先生の事を紹介しましたが
    なかなか、他人の私が口出し出来るものでもなく・・・深刻な問題だと痛感しました。

  4. 間取りを考え始めて数年になりました
    その間に母が亡くなったり
    いろいろ重なりました
    家族構成が変わったのも時間の掛かった理由の1つですが、それ以前に設計士さんとのフィーリング?があわなかったこともあります
    一人目はご自身の考え
    (茶室設けましょう!とか)
    だけで設計する方
    二人目は建て売りそのままが一番の考え
    (子供4人いるのに)
    だから話しても通じない
    そして三人目で出会いました
    私の希望する間取りをその場で図面を起こし
    そこに壁が必要だから、その広さは出来ない
    しかし、ここなら可能
    というように丁寧に丁寧に説明してくれました
    設計士さんの交代をお願いする勇気は大切だと実感(同じHM内で交代は気が引けましたが)
    今は99%満足しています
    後悔しないために自分自身が勉強することは大前提です

    • cocoa
    • 2012.11.16 9:12am

    安東先生、セミナーお疲れさまでした。私の家の設計士の方は女性でした。納戸のドアは、2か所つけ、和室、廊下の両方から入れるよう、提案があり,便利です。主人がほぼ、全部、設計した家(HMです)で、やりずらかったとは思いますが、穏やかな方でしたが、仕事はキチンとしていて、ありがたかったです。家作りでは、やはり、女性の目線と男性の目線は違うと思います。、夫婦でも違うのですから。家での大半の時間は女性の方が家に居る事が多いです。女性の意見もたくさん、取り入れて欲しいですね。

  5. おはようございます♪
    今日の内容は家造りに関してかなり奥深いものですね。
    先生が最後に、
    「間取りや収納に関しては、図面を見た時に、自分達でメリット・デメリットを見極める力を付け…」
    と書かれましたが、私も本当にそうだと思います。
    自分達で…これが特に重要ですね。
    住宅のメリットデメリットというのは、住宅関連の雑誌などにもよく掲載されているし参考になると思います。
    しかし、果たしてそれが自分達が生活する上で本当にメリットなのかデメリットなのかというのは、自分達で見極めるしかないと思います。
    周りの多くがメリットだという事も、自分達の生活にはデメリットだというのもあると思うんです。
    土地の形や東西南北の向きによっても、また先日から先生が記事にされていた隣家の間取りとの関係なども考慮しなければならないし。
    こういうのは設計士さんだけに頼れないですね。
    今からそこで生活する自分達でシミュレーションして見極めていかなければならない!
    それが難しいなら安東先生にご相談を…となりますね(笑)
    いやぁ冗談抜きで、そこまで見極めるというのは初めて家を造る人には難しいと思います。
    でもいろんな手を使って勉強しなくてはいけないんでしょうけどね。
    その中でも一番手っ取り早い方法は安東先生への間取り相談依頼だとつくづく思います(笑)
    私の家造りでの一番の後悔は、先生の事を知らなくて相談しなかった事です(^^;;
    もし相談してたら、我が家に吹き抜けは存在しなかったかもしれないし、もっと違う間取りになってただろうなと思います。
    先生のブログが4年前から始まっていたなら良かったのにな(^^;;

  6. 言ってやりたくなりますね。
    一生の買い物をお任せになんてできる人がいるんでしょうか。
    使う人によって動線や収納の好みだってあるのに。
    家づくりって縁が無かったもので
    もっと楽しいものだと想像していました…。
    今は団地を住み良くしようと息子をおんぶしてDIYを少しずつしています。
    物がギュウギュウ詰めの実家も絶対着手してやる!
    と意気込んでいます。
    あきらめなければ少しずつでも変われると信じています。
    先生のご活躍を応援しています。

    • じゅ
    • 2012.11.16 9:34am

    ハウスメーカーが建てたものなら、分譲マンションなら最高の暮らしが約束されてる…なんとなくそういうイメージをもっていました先生のブログと出会うまでは∑(゚Д゚)
    転勤族の我が家にはまだ、家づくりもマンション購入も予定がありませんが、デメリットも見つけられる力をつけていきたいと思いました。
    先生、最近不思議なことが起こりました(*゚ー゚*)
    先生の本を参考に片づけをしたのですが・・・どうしても物の指定席が決まらなかったり、中途半端なまま保留状態のもの、手の付けられなかった子供のおもちゃや教材をどうにかしたいと。
    気を取り直して、押入れから再挑戦o(^-^)o
    押入れには不要な物はなかったのですが、拭いていなかったので全部出して拭きました(*^.^*)
    布団を戻し終えた瞬間・・・キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
    これが神のお告げ!?使ってない下の段のこれを上の段の奥にいれ手前にクローゼットの中にあるPPケースを入れて・・・・・・と次々に思い浮かびそれが見事に“どんぴしゃり”それも指定席の決まらなかったものまでわずかな時間できれいに収まりました(o^-')b
    子供のおもちゃも子供と一緒に不要なものは処分し。中途半端なものも片付きそうです。
    まだまだ改善の余地だらけですが・・・うまくいくそんな気がしています。
    先生、ブログ続けてくださって、コメント欄見られるように残してくださって・・・本当にありがとうございます(*^o^*)毎日パワーをもらっています(^_^)v

    • あずあず
    • 2012.11.16 9:51am

    安東先生、おはようございます♪
    昨日のセミナー主催、先生も娘さんもお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
    心を入れ換えるためにセミナーに参加しました。
    そして、私、生まれ変われます!
    これまで、断捨離の対200名のセミナー
    某有名収納名人の方の対300名の講演会
    などに出席しました。
    『もったいない、まだ何かに使える…』で育てられた私は
    断捨離では捨ててもいいんだということを学びたくさんの洋服を処分出来ました。
    でも、それからが進まず停滞していて、今年の春頃、先生のブログに出会えました。
    実際にお会いして、お話ししても
    ブログで伝わってきたそのままの温かい、器が大きい、優しく、気さくな面白い先生でした。
    嬉しくて先生に抱きつかせて頂きました。
    (その感触感想はティムタ○さんのブログを見て下さいね)
    先生のセミナーに参加して、本当に良かったです。
    今までの中で一番です!自分自身で実践出来そうです。
    全国の皆様も、先生にお会いして教えて欲しいと願ってると思います。
    全国行脚セミナーも開催して下さい。
    特にテ○ムタム地方とか待ち望まれてるんじゃないんですか!?
    ヽ(・∀・)ノ
    あ、ティム○ムさんは収納DIY名人だからお片付けセミナーは不要でしたね…
    結婚するまえに先生の花嫁修業セミナーにも参加したかったです~
    (*≧∀≦*)
    お別れ難くストーカーしそうになってすみませんでしたm(__)m
    来週もよろしくお願い致します。

    • ビビンバ
    • 2012.11.16 10:05am

    今引っ越し先を探しています。予算内で最大限良いところを見つけようとがんばっていますv
    実際何件か見てみましたが、先生のブログでお勉強させていただいているおかげで、改善or我慢できる問題点とできない問題点の見分けがきちんとできそうです。
    ありがとうございます^^

    • orange
    • 2012.11.16 10:58am

    建築士の方の独善な考え方って周知されてないですよね~
    (勿論寄り添って考えてくださる方もいらっしゃいます)
    こんなに工夫してもらいました!っていう喜びの話はいくらもあるのに、どのように戦い筋を通されて頑張られたのかっていう話もあまり聞きません。泣き寝入りが多いのでしょうか。高い買い物なのに。
    納得のいくリフォームでストレスのない生活を送らる事が出来たら良いですね。

  7. 安東先生~(о^∇^о)
    いつも貴重な意見をありがとうございます(´∀`)
    設計士でもどのような職業でも、自分がやったことにあとからとやかく言われるのは面白くないですよね(__;)
    お互いの人間性だと思いますわ(^O^)
    設計士以前に家族内にも言われることありますからね(/_\;)
    嫁は黙っていろ!とかね~(^Q^)/^
    家族皆が幸せに暮らせる家づくりがいいですねo(^∇^o)(o^∇^)o
    先生のブログをガラスのような心に刻んで、実践あるのみですよね(^^)/▽☆▽\(^^)
    うふふ(☆。☆)
    花嫁修業はつづく~(*^□^*)
    あはは(*^□^*)

  8. 友人が、新人建築士ですが、先輩建築士の設計を見ると、なぜこんな間取り!?というのが結構あるようです。
    友人は女性で、インテリアコーディネーターの取得もめざしているので、素敵な部屋作りのできる建築士さんになって欲しいなぁと思います(^-^)
    本当、一番高い買い物ですものね、失敗すると後悔も大きそうです(>_<)
    家事をする女性の使いやすい家を、みんな作って欲しいです。

  9. 毎日ブログを拝見していますが、初めてコメントさせてもらいます。
    我が家は今新築の打ち合わせ真っ最中。
    間取りを決める時は、ハウスメーカーさんよりも実母&義理母の方が頼りになりましたね。
    やっぱり家の細かいことは主婦じゃないとは気がつかないんだな~と感じました!
    もっと女性(主婦経験ありの方)に建築業界で頑張って欲しいですね。
    まだ我が家は完成してもいませんが、住んでから後悔する点が出てこないかを祈るばかりです・・・。
    これからも安東先生のブログを読んで勉強して、キレイに片付いたお家を目指します!!
    寒いですが風邪をひかないように気を付けてくださいねo(^▽^)o

    • りか
    • 2012.11.16 2:01pm

    建築士さんに依頼するって言ったら
    普通に安心できるってイメージでしたけど・・・
    親身になってくれるばかりじゃないんですね。
    うちは転勤族なので
    いろんな所に住める点を活かして
    見極める力を身につけたいと思います。
    先生、私はこのブログが大好きです。
    人生の先輩方の皆さんのコメントも
    大変参考になります。

    • 親と子のはざまで
    • 2012.11.16 2:12pm

    先生のブログを読むようになって、間取りから片付けから「家が家族に与える影響」の大きさを、身をもって感じているこの頃です。
    私の実家は戸建ての立派な家でありながら、大人3人が座って話せる場所もないくらい、物であふれています。当然、「家族で来てもいる場所が無いよ」と母は言い続け、おじいちゃんおばあちゃんの家には遊びに行けません。
    昨年、父ががんで倒れました。手術後、「家に帰りたい」という父と、「いま家に帰ってこられても困る」という母の言葉を聞いて、本当に情けなくなりました。
    何とかベットを置く場所をつくりましたが衛生的にも環境は悪いし、介護の手伝いで泊まることも家族でご飯を食べることもできない。
    母も病気があったり「いつか片付けよう」と思っているのも分からなくはないけど、昔は片付いていたし、姉や私が結婚して家を出て家の荒れていく様を見ては、「なんで片付けないの!?」と、母を説得したり片付けたりもしたのですが、最後は「触らないで!いいから帰って!」となり、悲しくもあり腹も立ちました。先生の記事を読んで、今なら「できないんだ」ということがよく分かりました。
    「私が片付けられる」と思っている母ですが、病気になったり、歳をとったり、人は「片付けられなくなる」んですよね。そのことを自覚して、自分も含め、物の持ち方、片付け方を変えていかなくてはならない・・。体力も、判断力も落ちていく事、、そのことに気付いていれば、ここまでにはならなかったと思います。

    • 親と子のはざまで2(長々すみません)
    • 2012.11.16 2:13pm

    主人の実家も古い家で、祖父が物を触らせなかったため、家の中にはずっと前に亡くなった祖母の服がそのまま入った古いタンスから、外は昔からの農機具から使わなくなった家電からあり、祖父が亡くなったのを機に義母が意を決して処分しました。前回20万、今回トラックで何往復もになり60万、、このお金と時間でどれだけ旅行やおいしい物が食べられたか・・。使わない物であふれて、今暮らしている人が我慢をする。。義母と片付けながら「子どもにだけは、これを残したくない!」という気持ちで励まし合い、時に涙しながら片付けました。
    私にはまだ実家があります。ここで何とかしないと、という気持ちでセミナーにも参加させて頂きました。
    自分の建てた家でゆっくりすることもできずに亡くなった父を想うと精神的余裕もなく参加を悩みましたが、先生の「まよい箱で迷っている暇はないんです!」という言葉の通り、お会いしてお話を聞くことができて、本当に良かったです。
    実家に結婚先の本家に自宅に、この10年は常に頭の中に「片付けないと。。」がありました。家が落ち着かないと、心からゆっくりすることも本当に笑うこともできなくなります。仕事や育児に追われながら、なかなか片付けられずにきましたが、子どものためにも1日も早く片付けを終わらせて、母ともゆっくりできたらと思います。
    コメント欄に、重い話で長々と失礼しました。ありがとうございました。

    • ルンパッパ
    • 2012.11.16 3:03pm

    毎朝6時半に先生のブログを見るのが習慣になっています。
    いつもためになる内容をありがとうございます。
    我が家は築17年。建築家が設計した家に住んでいます。
    婚約と同時に二世帯住宅への建替え計画があがり(ありがたいことです)、
    結婚前から打合せに参加しました。嫁ぎ先の建てる家について
    あれこれ口をはさむのは気を遣いましたが、後悔のないよう
    言うべき事ははっきり言いました。
    建築家にとって家は「作品」。普通の家では満足しません。
    素人では思いつかない素敵なアイデアがある一方で「これは
    住みにくいでしょ!?」と図面にフキダシを付けたくなるような箇所も
    多々あり、変更を伝えてもなかなか首を縦に振ってはくれないのです。
    先生のおっしゃる「女のくせに」という考えが建築家にもあったの
    かもしれません。 情報収集をし、説得(一つの箇所に2時間以上かかる
    こともありました)し、考えを聞き、お互いの理解を深めていきました。
    そんなやりとりが長く続き、家が完成するまでに2年半以上かかりました。
    その建築家は工務店泣かせでもあったようで、工務店さんから「自分達は
    建築家のいうことを聞かなくてはいけない下の立場だから言えないが、
    施主の家族である奥さんから建築家に、現場のことをもっと考えてくれと
    言って欲しい」と直訴されたことがありました。(多分建築家とのバトルを
    現場で見ていて私に訴えたのだと思います。)
    お陰様で、17年経った今でも居心地のいい家です。
    愛着があるので、きれいに住んでいます。
    もの申すのはしんどいことです。そして、勉強も必要です。
    見極める力、それを相手にちゃんと納得させる力、提案する力、
    頭フル回転で臨んで、ご自身の「作品」に仕上がっていくのだと思います。

  10. 先生、お忙しい中メッセージを読んでくださって、お返事までありがとうございました。
    ほっとしたのと、色々大変そうで心配にもなりました。
    先生、応援していますからね(^-^)/
    建築士の方が考えてくださったから大丈夫!とおまかせして建てた実家。
    先日の吹き抜け玄関も問題でしたが、縦並びの駐車場には困り果てました。縦に車三台を駐車するんです!!奥の車を出すのに一苦労!!
    両親がもう少し意見すればよかったんですけど、信頼してお任せしちゃったみたいです(泣)

  11. 約1か月ほど前にこちらのブログを知り、毎日欠かさず読ませて頂いてます。今、大掃除まっただ中なので、とても参考になります(本もGET済み)。
    ところで、今回のお話、物凄く腹が立ちました。
    私の実家は建設業で、個人でやってますが、こういう建築家の方とは取引がなかったので驚きです。
    建築家に取ってデザインを優先とかではなくて、住む方を優先に考えるのが普通だと思ってました。
    私の両親は施主のご夫婦が間取りや収納でもめられてる時は、大抵言います。
    「家の事を大半するのは奥さんだから、奥さんも今の家での不満点を改善したいために言ってるのだから、奥さんを優先に考えた方がいい。」と。そうすると、大抵旦那さんも納得されるのですが、こんな『素人が口を出すな!』みたいなのは、きっとその間取りでは設計する技術がないんではないかと、疑ってしまいました。
    これは私の主人のいとこの家の話ですが、土地まで購入してたのですが、やはり設計士ともめて、その話は白紙を白紙に戻され、約5年後に新築を建てられました。
    今は色んな本も出てるし、ネットで色んなことも調べられます。建築家や工務店任せではなく、自分のマイホーム、大金を払うのですから、具体的に考えるのが一番かもしれませんね。
    実際、私の実家では新築や改築工事が入ると、施主の方が色んな本などを持って来て、「こういう風にしたい。」と具体的に仰います。あ、ちなみに安東先生も仰られてますが、吹き抜けは本当に掃除が大変で我が家も改築の時に潰しましたので、吹き抜けを希望される時は、事情を説明してアドバイスをしてます。
    そういう実家も新築→改築工事を経て、やっぱり不便なところがたくさんあります。家づくりって難しいと常々思います(;^_^A

    • 前のハンドルネームを忘れてしまう困ったオババ
    • 2012.11.16 8:01pm

    > 「男の仕事だ! 女は黙ってろ」 
     
    って、建築業界は、まだまだ男尊女卑が酷いでしょうか・・・
    朝日新聞によると、EUでは、2020年までに女性役員比率を
    最低でも40%にするよう義務化したそうです。
    日本も、男女平等の考えがもっと定着するといいのになぁ。
     
    家事を理解しない建築士さん。
    勝手な想像ですが、
    「長時間勤務で、家より会社にいることが長いく生活感覚が乏しい、
     事務所に朝から晩までいて、寝に帰るだけの自宅、
     料理は奥さん任せか外食、
     独身なら、掃除はたまにしかしない、
     洗濯は自動洗濯機かクリーニングで、干す畳むは殆どしない、
     子供の世話を付きっきりでしたことがない。
     経験していないので、身近な親などの狭い範囲の生活スタイル
     (しかも部分的)にしか知らず理屈だけで家事を理解していて、
     多様な生活スタイルが理解できない。」
    こんな人を想像してしまいます。
     
    さらに、お客様にとって住心地いい家でなく、経費とか儲けとか、
    自分はこんな家を設計したんだぞと、建築仲間に自慢できる
    業績として受けの良さそうな設計、
    そういう身勝手な本音があるのではとさえ思ってしまいます。
    こんな記事もありました。
    「建て主を無視した家」
    http://chumon-jutaku.jp/knowledge/trouble/7-2/1804/
    どうすれば、もっと住みやすい家(分譲でも賃貸でも)が
    増えるのかなと考えさせられました。

  12. こんばんは (-^□^-)
    大事な家の設計などで関わらなければならない設計士
    どんな仕事なのだろうと検索してみたら
    建物の設計・施工管理・建築の手続きでした
    みなさんのイメージしているのと同じなのかな?
    案外いい家を提供してくれる=建築士
    こんなイメージが多いように感じました
    でも現実はかなりのギャップでしょうね
    建てた建築物の構造計算の責任は問えるけど
    暮らしやすいかどうかは問題が発生しても建築士の管轄外なのでしょう…
    残念ながら建て主さん側が色んなメリット・デメリットを勉強して身に着ける備えるしかないのかな (?_?)
    ここは素人の立場を利用して
    理解する納得するまで建築士さんへ質問をくりかえして実現したい要望を伝えていくしかないのかな
    この安東先生のブログを多くの設計士さんに見てもらいたいものですね
    明日も楽しみにしてますよ (^~^)

  13. >あずあずさんへ
    家を建てたことの無い私は みなさんのコメント・先生のブログを参考に
    来世で家を建てます。
    え~と、
    あずあずさんが勘違いされてるようなので
    >あ、ティム○ムさんは収納DIY名人だからお片付けセミナーは不要でしたね…
    わたし、セミナー参加 必要、必要・・・
    収納DIY名人と見せかけるための 写真を撮るのが名人なのよ。実は・・
    写真で、人をあざむく・・・(´0ノ`*)
    そして安東先生は
    本当はスタイル抜群?らしいのに
    太って見えるような写真写りの名人・・・(^_^;)
    先生も、写真で人をあざむいていらっしゃるのね~
    本当は、やせているのに・・・( ´艸`)

    • まみぃ
    • 2012.11.17 9:12am

    大学で建築を学んでいる娘がいます。
    建築の現場はまだまだ「女はだまってろ」の世界のようですね。
    娘には生活が分かる建築士になって欲しいと思っています。我が家のリフォームが娘の初仕事になるのが私の夢です。
    もちろん先生のブログ読ませてますよ。

    • きあ
    • 2012.11.17 10:10am

    安東先生こんにちは。
    素人は口を出すなって言われても、住むのは素人の私達家族なんですから口出したいですよ~。先生のブログを読んで『なるほど~』って思うことも多々あります。図面を見てメリットデメリットが思い浮かぶように私もなりたいです。

  14. 安藤先生
    おはようございます。建築業界は、女性もだいぶ増えましたが、男世界の強さを感じます。住宅なら炊事場、飲食店なら厨房と実際に使い勝手に熟知された方が設計されているのかどうかは、疑問に思う点もあります。もちろん多方面で活躍されている方も事実です。最終的には、そこに生活する人のライフスタイルまたは、従事する人に合わせて、レイアウトを優先して欲しいものです。

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