家を建てる時、子ども部屋をどう考えますか?

家を建てる時に、

そしてまだお子さんが小さい場合、

子ども部屋をこう考える方が増えています。

 

子どもが小さい時は部屋は仕切らず、

自分の部屋が欲しい！と言った時に壁を作って仕切る！

 

一般的な家。LDKは一階、寝室や子ども部屋は二階と仮定しましょう。

今までこのような子ども部屋の取り方をされた方のお話を聞きましたが、

ハウスメーカーの営業マンから、こう言われたそうです。

 

「子どもさんが小さい時は部屋は広い方が、

のびのびと遊べますし、勉強も部屋でしません。

やはりお母さんがキッチンにいることが長いので、

ダイニングテーブルでしますし、この方がお子さんの教育上いいようですよ！

そしてお子さんが個室がほしいと言ったら作ればいいです。

壁は安くてできますから！」

 

 つまり　このような部屋！　将来部屋の真ん中に壁を作る!

 

今日は、この子ども部屋について考えてみましょう！

まず、営業マンはお子さんは小さい時は、広い子ども部屋で遊ぶ。

勉強はダイニングなどで!

と言いました。何かおかしいと思いませんか？

 

私が見てきたこのようなお宅。

子どもが小さい時は、わざわざ二階に行って子ども部屋で遊びません。

やはりリビングで遊ぶのです。

お母さんだって目が離せないはずです。

おもちゃで遊んでいて何かあったら!と心配なはず。

また二階で遊んでいて、ベランダに出たら危ない!とハラハラです。

この場合、当然お母さんは子どもと一緒に二階にいないといけません。

すると家事が進まないということになります。

 

結局　二階では一度も遊ぶことなく、一階で遊ぶ!ことになるそうです。

 

このような方の場合、ハウスメーカーの担当営業マンは独身の方ばかり。

もし子育ての経験のある営業マンなら、違う事を言っていたのかもしれません。

 

しかし2階で子どもが遊ぶつもりでいた場合、

ここで困るのがオモチャや本の収納スペース!

収納スペースがなく、いつもリビングや和室に出しっぱなし!なんてことに。

 

まだまだ子育てが続く、または出産予定がある方の場合、

リビングやその近くにこのスペースを取ることをお薦めします!

 

 

次に勉強ですが、

確かに小さい時はダイニングテーブルなどですることが多いようです。　

しかし子どもも高学年になったりすると、少しづつ変化が現れます。

急に「自分の部屋が欲しい!」と言われても、その瞬間に壁はできないのです。

 

リフォームの経験のない方は、

簡単に壁ができると思っていますが、そんなことは不可能。

 

まずどこの工務店にお願いしようかと考え、相見積もりを取ったり、

工務店と打ち合わせをして、壁紙を選んで、見積もりを見て、納得して契約。

打ち合わせの時間が取られます。

 

工事も最低3日～複雑な場合は1週間見ておいた方がいいでしょう。

その時　お母さんが仕事をしていた場合、

お休みされるか、鍵を預けてお願いするしかありません。

 

工事は当然ホコリが出ますから、全ての家具を子ども部屋から出すか、

出すスペースがなければ養生シートを掛けるしかありません。

それでもやはりホコリが付きますから後から拭き掃除が必要になります。

そして職人さんや監督さんが出入りするので、やはり気を遣ったりします。

たかが一枚の壁ですが、大変なのです。

 

ここのところをよく考えないと「あー大変(-_-;)」となります。

 

またお子さんが「自分の部屋が欲しい!」という時期って、

結構教育費にお金がかかる時で作りたくてもお金がなくって(-_-;)という方も。

 

でも　子ども部屋を二人で一緒に使うこと・・・良い事ばかりではないようです。

私もこのようなお宅に実際伺って、「なるほどね・・・」と思う話を聞いてきました。

続きは明日!