素敵なご夫婦が16坪の土地に建てた家③無理だ…と思い…

 Satellite_22018年10月2日(火)Satellite_2

 

皆様、おはようございます。

美しい暮らしの空間プロデューサー 安東英子でございます❣

 

前の記事を読んでいない皆様、必ず読んでくださいね。

 

★素敵なご夫婦が16坪の土地に建てた家①大変だった打ち合わせ

★素敵なご夫婦が16坪の土地に建てた家②不安を感じてきています。

注文住宅は、自由にプランを考えられる良さがありますよね。

今回のAさんのように、土地が気に入って、

ココに家を建てたい! という方は多いです。

 

家造りは本来ワクワク楽しいはず。

特に注文住宅はね!

しかし、Aさんのように気持ちが沈む方は多いです。

 

Aさんの場合は建築条件付きの土地でしたので、

施工会社や設計事務所を変えることができませんでした。

 

でもAさんは、16坪の土地でもココに住みたかった。

はい、とても便利な場所!

ならば、この土地に建てる家を後悔のないようにしないといけない。

 

先に!

今回は図面はお見せできないんです。ごめんなさい;-(

前回の記事の続き…

いよいよご夫婦と一緒に設計事務所に。

 

設計士さんと、社長さんも同席でした。

前にも書いたように婿さんと作った図面は内緒。

 

打ち合わせが始まり、最初は設計士さんの作ったプランに対して、

「ココはこうできないですか?」とAさんご夫婦と言っていました。

 

Aさんご夫婦…とても口調が穏やかで、優しいんです。

やんわりとやんわりと、設計士さんに気を遣いながら話しているのが、

ビンビン伝わってきました。

 

なのに、なのに、、、うぅぅぅん…

どう思ったかは、これ以上書かないでおきますが、

プランもですが、なんだろう…この雰囲気…

これではAさんご夫婦も、打ち合わせが楽しくないはずと思いました。

 

でもね、結構いるんです。

「営業さんや設計士さんとの打ち合わせが憂鬱、楽しくない…」

「断りたいけど紹介だから断れない…」

と、苦労されている方がいらっしゃいます。

 

でもね…その逆もあることを忘れないでくださいね。

はい! 態度の悪いお客様も!

今回はココには触れないでおきますが。

 

 

さて、設計士さんから、いいプランの提案が出るのなら、

私は余計なことはしないでおこうと思っていました。

用意していた図面も出さずに済めば、それが一番ですから。

 

 

しかし、私がプランを出そうと決めたのは、

ピアノの搬入について、設計士さんに聞いた時です。

 

Aさん宅はアップライトピアノがありました。

ピアノは2階に置く予定だったのですが、16坪の土地に建てる家です。

 

ピアノはクレーンで吊り上げて入れるしかないのですが、

図面に「アップライト搬入口」と、

子供部屋の窓のとこに書かれているのだけど、

この窓の前はお隣さんの家。

 

それで聞いたんです。

「ピアノはこの窓からでしか入れられないけど、お隣さんの許可が必要ですよね?」

 

設計士さんは「はい。」

私が「もし、お隣さんからお断りします。」

と言われたら?と聞くと、

「その時はできないですよね。」とアッサリ。

 

実は私…この時、ある事を思い出しました。

我が家の裏に家が建つ時のことです。

 

私がたまたま家にいた日に、

クレーン車と、木材をたくさん積んだトラックが家の前に。

 

するとクレーンで木材を吊り上げて、我が家の屋根の上を横切ったんです。

それも一度ではありません。その日は何度もです。

 

裏のお宅は結構な段数の階段を上らないといけない。

なのでクレーンで一気に木材を運ぶとなったのだと思います。

 

二階の窓から見ていて、ハラハラでした。

もし留守中に、屋根のどこかに木材が当たって穴でも空いたとしたら、

ずっと気づかないままで、大雨の日の雨漏りで気づいたかもです。

 

許可なく、こんなことってあり? と思って、

お付き合いしている工務店に聞くと、あり得ないと。

 

そして、その建築会社に連絡すると、

「許可をいただこうと伺ったけど、お留守だったので。」と。

えぇぇぇぇ!!!!  でした。

開いた口が塞がらなかったです。

 

 

話は戻り…私はもう無理だと思い、

「実は、プランを作ってきたんです。」

と言ってバッグから図面を出しました。

 

ご夫婦、設計士さんの分も。

設計士さんは面白くなかったでしょうが、仕方ないです。

 

プランを出して、一階から3階まで説明。

すると設計士さんは沈黙なのに、社長さんが

「このプラン、いいですね♪」とニコニコ顔で。

 

何よりも喜んでくださったのが、ご夫婦(*^^*)

私の左に奥さん、右にご主人だったのですが…

はい、私 真ん中に座りました(笑)

 

私はプランを出した瞬間、

左右から、ワクワクしているご夫婦の心臓の音が聞こえました(笑)

「オッ! ご夫婦共、喜んでくれている!」とすぐにわかりました。

私も自信あったし!

 

それから北側斜線や天空率などもあり更に煮詰めていって、

少しだけ変えましたが、私の考えたプランで決定。

 

設計士さんが、ここは厳しいと言っていたとこがあったのですが、

(3階のリビング)

なんとAさんの奥様が天空率の事を出してきて、

設計士さんはタジタジという感じでした。

 

前にも書いたように、Aさんはあるハウスメーカーにお勤めで

図面の事は詳しかったのです。

 

その後も詳細の打ち合わせを電話で!

結局ピアノは弾かないかな…となって、その分子供部屋の広いクローゼットに!

 

 

でもね、とてもとても設計士さんには気を遣ったんですよ!

機嫌を損ねないように、上手に上手にです。

設計士さんのプライドを傷つけないようにです。

怒らせたら大変ですから。

 

忘れもしない。

次の打ち合わせの時です。

 

設計士さんの事も褒めないといけないと思っていたのですが、

やはり??? な事ばかりで…。

 

でも何かないかな…と思い、ふと私の口から出た言葉。

「◯◯さんの指、キレイね! 私より女らしい手だわ!!!」

 

私は何を言ってんだ…と思ったけど(笑)

先日伺った時、この事を思い出して、3人で「言った! 言った!」と!

 

 

今回の設計士さんに限らず、設計士さんでプライドの高い方は多いです。

私はハウスメーカーや工務店さん対象の講演会の経験もあるので思います。

新築のお電話相談でお話しを聞いていても思います。

 

図面描くのも大事ですが、たまには家の片付けや掃除をしてみると、

今まで気づかなかった事が見えてくるのにな…と思います。

さて、完成までの道程は長かったですが、

ご夫婦と一緒に「妥協せず戦った。」って感じでした。

 

納得できる家を完成させることができたのは、

何と言っても、ご夫婦の仲がとっても良くて、

お二人の希望…目指す家が一致していたということが、一番だったと思います。

ですから私もとても楽しかったし、大好きなご夫婦です(*^^*)

 

 

よくあるのはね…

ご夫婦の理想の家が一致していないことです。

 

私が新築の電話相談で聞く話しで多いのは、

奥さんは必死なんだけど、ご主人がなぜか

ハウスメーカーや建築会社の担当者側に付くこと。

 

奥さん側に付くべきなのに、なぜでしょうね。

奥さんは必死で、間取りも納得できないので、

もっと打ち合わせをしてから契約したいのに、

ご主人が

「もう、いいじゃないかこれで。」

となる。

本当にかわいそうです。

 

中には、担当者のご機嫌をとるような態度のご主人も。

そして、打ち合わせが終わり夫婦喧嘩となる。

「どうしてあんな事を言ったの(# ゚Д゚)」とね。

これ、一番悪い状況。

 

さて、Aさんの理想の家が完成して、私はドキドキしながら伺いました!

続きます! 次回も読みにきてくださいね!

 

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コメント (9) | Trackbacks (0)

“素敵なご夫婦が16坪の土地に建てた家③無理だ…と思い…” への9件のフィードバック

  1. 二色 恋 より:

    おはようございます。
    更新、有難く拝読いたしました。
    そして、朝から「天空率」について検索し、物知りになりました^^
    平たく言えば、建てようとしている家から、どんだけお空が見えるかな?」ってことですね。←平たくしすぎ^^斜線規制で容積率を十分に消化できなかった敷地でも設計に自由度が増して、その分、縦の空間を出せるようになる。天窓を付けたり、それが開いたりできたら、光と風も取り込めますね。
     サンドイッチを四角に切るか?三角か?って悩んだ時、台形もありなんじゃないか?って^^オードブルの小さな経のプラスチックの丸い器に、「カツは抜きで全部野菜サンドで~」というオーダーの時に値段分のサンドイッチを詰め込んでやろうとすると、けっこうぎゅうぎゅうだったりします^^そんな時、どこから見ても具材が見えるように綺麗に並べてやると、見た目も楽しくて美味しそうです♪具材がどこからでも見えるってことが、サンドイッチ一つ一つを一軒家とか団地とかと置き換えると、みんなに光が当たっているという事なんだろうな^^
    「天空率」こんな理解でOKでしょうか?

  2. にゃんこママ2号♪ より:

    ずっとハラハラしながら読んでいましたが、ご夫婦の希望のプランに上手に持っていく事が出来て良かったです‼️
    ご夫婦は元より、何よりも社長さんが良いプランと味方になって下さってホッとしました(*^▽^*)
    設計士さんはどうして施主の要望が汲み取れないんでしょう?勉強だけ出来るけどコミュニケーション能力が低い方なのかしらと思って、イライラしながら読んでいました。
    自分のプライドが一番なのでなく、お客様の喜ぶ顔が見たい❗って思って設計して下さる方が多いと、大金を払って一生後悔する羽目になる方が減るのになぁ(-_-;)
    ホントに図面だけでなく、自分がその中で動いたとしたら使い心地はどうなのかと、もっと想像力を磨いて頂きたいですね~。
    ご夫婦は辛抱強く丁寧に応対されて、最後には先生と言う力強い味方を得て、自分たちの希望を実現されて素晴らしいです❗
    (私ならイライラして途中でケンカして、何もかも台無しにしちゃったかも!Σ(×_×;)!お二人のお人柄と姿勢はは見習いたいです❗)
    さてさて、続きが気になります~。
    楽しみにお待ちしてます❗

  3. marinattu より:

    おはようございます(^^♪
    まるでサスペンスドラマの様な・・・展開にハラハラドキドキしながら
    読ませていただきました。
    なんの規制もなく家を建てられたらどんなにか気持ちも楽なのでしょうと思いました。
    長い道のりを先生と施主さんご夫婦は妥協することなく頑張られたと思います、また関係各位に根回しすることも今は必須なことだと夫の職業柄痛感しています
    土壇場になってへそを曲げられること世の中には沢山存在しますから
    またプライドの高い設計士さんのご機嫌を損ねない対応にも苦慮している様子が手に取る様に伝わって先生やご夫婦のご苦労の大きさが理解できました。
    しかし絶対に妥協できない人生最大の事業ですから、しかしながら落ち着くところに落ち着いて本当に良かったと思います
    次回の記事がまた楽しみになりました。

  4. MAYUMI より:

     おはようございます。
    先生が真ん中~。Aさんご夫婦の真ん中~。〇●〇…こんな…。
    想像しながら読んじゃいました♪
     
    最後の話は、結婚する相手にする質問の一つにいいですね。
     
    「例えば家を買うとき、いろいろ考え、質問をし、改善を求め、理想の家を妥協しないタイプですか?それとも、もめたくないから、提供された家で妥協するタイプですか?」ってね。(^o^)

  5. のほほん より:

    天空率って言葉を初めて見ました。そして二色恋さんが平たく説明してくださったおかげで、また一つ賢くなりました。ありがとうございます。
     
    Aさんご夫婦と先生が一致団結、目指す方向へ話が行ってよかったです。それにしても、お二人の真ん中に先生の図って・・・?お三方は、納得できる家を完成させるために妥協しないで戦った戦友ってことですね。
     
    もちろん、毎回楽しみにおじゃましています。次回が待ち遠しい~っ!

  6. TOSHI より:

    こんにちは。
    以前何回かだけコメントさせていただきました。
    それ以来拝見だけしていたのですが、今日の先生のお話しの中で
    「奥さんに付くべき旦那さんが、なぜかメーカー側につき」
    というのがあって、どうしても書き込みしたくなってお久しぶりですが
    失礼します。

    なぜそんなことになるか、というと、
    多分ですが「旦那さん、普段から外面がいい人」なんじゃないかな、
    と思います。
    実は、私の父がそういう人で、何か外で不満があって家で話しますよね。
    言う言葉は決まっていて、「お前が我慢すれば、丸く収まる」でした。

    社会心理学の先生の本を大人になってから読み、
    とても腑に落ちた言葉があるんです。
    「外面のいい親のいる家庭は子供に取って地獄である」。
    本当は守って貰えるはずの親に、そういう言葉を言われて育つと、
    とても自己肯定感なんて持てないです。

    母も、父にそんなことばかり言われてしまいには
    「お父さんには何も言わない」と言ってました。

    家を建てることと無関係に感じるかもですが、とても
    大きな問題だと思います。
    「夫婦の理想」に向かって、外の人と交渉する、なんて
    とてもとても出来ないですから。

    ちなみに、そんな私は、外の人に対しても私に対しても、
    態度も変わらないし、何かあったらちゃんと守ってくれる男性と
    結婚して、楽になりました。

  7. エイヤ より:

    手に汗握る展開でどうなるかと思いましたが、無事に住みやすいプランになったんですねぇ。よかった!!(;´Д⊂)
    アドバイザーさんの実技試験のことが頭に浮かびました。おうち丸ごとお片付けを合格しないといけないという。
    お施主さんの気持ちをちっともくみ取れない設計士さんには、ご自分で設計した家に住んで実体験してほしいものです…。

  8. ひろくんママ より:

    安東先生、皆様こんばんは(^ ^)
    旦那さんがハウスメーカー側につく!!わかるわかる笑
    面倒なんだろうなって思います。
    そして「プロに任せてたら大丈夫」という考え。
    私も先生のブログに出会ってなかったらきっとそう思ってたと思います。
    だって家を建てるプロなんですから。
    実際言われます。何軒も建ててきてるプロですから。
    とか「最近はこういうのを取り入れてる家が多いですよ」とか。
    流行りとか要らないし笑
    先生のブログを読み尽くし考えまくっていたので「それは良いです」ときっぱり断りました!私も先生が後ろにいる気分だと強気で言えました笑
    実際の暮らしを長い目で考えるってなかなか出来ないですよね。
    安東先生を知らなかったらやっぱり今現在から2、3年先しか考えずに建ててたんじゃないかと思います。
    でもなんだかんだ言いながら結局は私の意見取り入れて貰えたので良かったのですが、ハウスメーカーによっては希望を聞かない所も多いとかで。
    注文住宅なのに注文住宅になってない現実、、
    どうしてそうなるのでしょうね、、

  9. るんくま より:

    安東先生、皆様~おはようございます。
    素敵なご夫婦ですね♪
    3人並んだ写真を見た時「あらー素敵なおしゃれなご夫婦だわー」
    って思ったけど、その通りなんですね。
    「天空率」は、初めて聞きました。
    (まだ、イマイチよく理解してないけど)(笑)
    それにしても、先生の「○○さんの指、キレイね」には
    思わず吹き出しました。
    設計士さんには、そんなに気をつかわないと
    いけないんですね。
    怒らせたらどうなるんでしょうか。。
    家が建たない?
    うちも仕事で設計士さんとやり取りをする事があるのですが
    もしかして夫はすごく気をつかって
    大変なのか?
    と、今更ですが気づかされました。
    素敵な夫婦への道のりは遠いです~。

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