心に響いたコメント…

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お片付け~収納~家づくりの事を綴ったブログです!
大切な我が家の参考にしていただけたら嬉しいです。

リノベーションとお片付けで暮らしを変える

 

いつもコメントをくださる方から頂いたコメント。

ずっと気になっていました。何度も何度も読み返しました。

深く考えさせられるコメントです。

皆様にも是非読んでいただきたいので、紹介させていただきます。

 

娘が成人式なので、自分が成人式の時に着た着物を娘に着せようと、

この7月に準備していました。

ところが、どれだけ探してもそれらしき帯が見当たりません。

どんな帯だったかな・・・?

自分の成人式の写真を確認して今回初めて認識しました。

 

この帯、インテリアとして床の間に飾ったことがある・・・ そして誰かにあげた・・・

「その帯いらないからあげるよ」

「こんなに良いものもらえないよ。」

「いいのいいの」

誰にあげたか記憶にありません。

 

たった1回の成人式に、高い金額で着物をそろえる母に反発していた。

母一人子一人で、私の収入ですべてをまかなっていた時期に、

こんな高い着物なんか!!・・・と 口げんかもした。

理解できなかった。

(年頃の私が)欲しいものも買わずにすべて家に入れているのに、

何を考えているの!?と。

 

今回、自分の娘の成人式の準備で母が残した着物を確認すると、

なんと振袖が2着。 一つは私が実際に着たもの。

もう一つはまだしつけがついたまま。

 

あげた帯は2本だった。黒地のと緑地のと。

一人っ子の私に振袖が2着という母の金銭感覚は、

いまだに理解できないけれど、それは横に置いといて、

自分が成人式に着けた帯も忘れ、物の価値もわからず、

飾ったり 人にあげたりした愚かな自分。

 

母が娘の私にかけてくれた愛情を、金の無駄、非合理的とばかりに、

腹立たしく思っていた自分の愚かさ

 

こんなお金の使い方をする母を馬鹿にして軽蔑さえしていた自分の愚かさ。

母の愛情を無駄にしてしまった自分の愚かさに悔やんでも悔やみけれず、

何十年かたった今、天罰が下りたのだと、ワンワン声をあげて泣きました。

 

人として成長するための天の采配に、ひれ伏す思いです。

 

以上です。

この方が涙を流されている姿が目に浮かんできました。

悔やんでも悔やみきれず・・・・泣く姿・・・。

 

母一人子一人・・・大事に大事に育ててこられたのだと思います。

 

母の気持ち・・・・母になって、わかることもある。

母の気持ち・・・・母親にならないと、わからないこともある。

 

若い時にモノの価値がわからずに、捨ててしまったモノがある。 みんな一緒!!!!

だから、自分を責めないでください。

 

今回の事で、価値あるモノ・・・

そして お母様の気持ちに気付かせていただいたのだと思います。

 

若い時は、親に甘えて、言いたいこと言って・・・

生きていたら、謝りたいこともある。

生きていたら・・・あの時は ありがとう! と、伝えたいこともある。

 

数ヶ月前、服の整理をしている時にPPケースの中を見直しました。

以前 紹介したペロペロキャンディーの服を入れているケースです。

これは私の思い出ケース。

整理していて、処分しようかな・・・と、迷ったモノがあります。

半分程、ゴミ袋に入れた時、手が止まりました。

結局、捨てられませんでした。

 

私の母が買ってくれたコートです。もう38年も前のコートです。

今でも驚くほどキレイなんですよ(‘-^*)/

 

高校生の時、お店の前を通ると、ふと目に付いたコートが忘れられず、

家に帰って母に「コートが欲しい・・・。」と頼んで買ってもらいました。

実は私も、母一人子一人。

ギリギリの生活の中、買ってもらったコートです。

そして、母と一緒にお店に行って買ってもらった・・・・・。

あの時の事が忘れられません。

 

38年前なので今はもちろんないでしょうが、お店の場所も覚えています。

母が亡くなる前に、「このコート・・・覚えてる?」って見せればよかった。

そして、「今でも大切にとってあるよぉ~ありがとう!」と、言えばよかった。

 

最近の捨てるブーム。

必要ないから・・・・使わないから・・・・だけを基準に処分したことで・・・・

数年後・・・数十年後に、その捨てたものの価値がわかる時があります。

それは金額だけのことではありません。

 

昨日、私の祖父のアルバムの話をしました。

もしあのアルバムを今のブームに乗って、捨てていたら

私は本当に悔いていたと思います。

 

思い出は心の中に・・・・とは いかないモノがあります。

随分前に、大切なモノを捨てて・・・取り返しがつかない事をしました、

と後悔のコメントが入りました。

 

その方の場合・・・本当に二度と手に入らないモノでした。

同じモノはいくつもあるけれど、それは今はいない大切な方が使われていた・・・

この世で たった一つしかないのモノでした。

 

捨てる・・・・後悔のないように・・・よく考えて・・・。


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コメント

    • 金城といいます
    • 2012.08.16 6:59am

    まさに 今 葛藤中 
    母に対して 優しくなれない
    辛い
    でも 優しくなれない
    老いてくのを見てるとどうしよう、と 焦る
    でも 優しくできない
    あまのじゃくの私   
    読んで心が痛くなった記事でした

  1. おはようございます(^^)
    この方のコメント
    私も印象に残り覚えています
    その時は分からなくって後で大切な思いに気が付く…私にも何か有ったと思います(亡き母の事で)
    この方は娘さんの着物の準備で理解して号泣されたのですよね
    辛かったでしょうが その時の お母さんの気持ちを理解するまで経験と時間が必要だったんです
    今 辛いけど あの時の気持ち愛情を知る感じる事が出来て良かったと思って欲しいです(^^)
    目の前に お母さんは居ないけど気持ちは繋がっている
    私は そんなふうに思いますよ(笑)
    今日も素敵な話し感謝ですm(__)m

    • ビビンバ
    • 2012.08.16 9:08am

    親子の関係は多かれ少なかれ葛藤があるものではないかと思います。反抗されても冷たくされても親は子供を愛し守り育てる。そして、子は自分が大人になって初めて親の気持ちに気付く。これの繰り返しではないのでしょうか。
    コメントの方のお母様も、娘さんがいつか自分の気持ちをわかってくれるとご存知だったと思います。
    捨てていいものといけないもの、見分けが難しいですよね。物と真剣に向き合うようになって初めて養われるものだと思います。

    • norikomaru
    • 2012.08.16 11:44am

    先日、主人の実家に帰りました。
    84歳の義母は昔から捨てることができません。
    いまだに主人の制服、帽子、教科書を置いています。
    田舎だから、場所はあります。
    でも、最近は棚に入りきらないレジ袋が新たな箱に入って食器棚の引き出しの前に並んでいました。使っている以上に溢れています。
    食器棚の引き出しの私たちが使いたいお箸は割り箸や8本くらいのしゃもじに隠れていました。
    あまりに増えすぎています。
    なのに、古いものばかりを使っています。
    長年物を大事に大事に使ってきた義母になかなか忠告はできません。
    笑いながら「こんなにあるよ」と言いますが。
    傷つかないように、不要な嵩高の箱を処分することや同じ種類をまとめることで「捨てていないからね」と、安心させながら使いやすいようにわかるように片付けました。
    ビニル袋は次回に「ください」ともらって帰るつもりです。
    冷蔵庫に入れ忘れたレタスの上に殻のペットボトルがありました。
    下の物が見えなくて、忘れられていたのです。
    だんだんひどくなるかもしれない・・・・
    生活に困らないように、さらに傷つかないように片付けを手伝うことの難しさを痛感しています。
    今はなるべく処分はまかせて、整理だけでもできたらと思っています。
    置いておきたいものは置かせてあげたらよいと思います。
    義母と私とは経験が違うから。
    それから息子のお嫁さんや娘には一方的に義母の悪口は言わないようにしています。
    義母の今の目の前の片付けができないこと以上に
    義母が今まで一生懸命に生きてきたことのほうが大きいから。
    私も3日も一緒に居ると腹が立つこともありますが、
    目に見える部分以外の本当の義母を
    尊敬できるお嫁さんや娘であってほしいと思っています。

    • ぱうち
    • 2012.08.16 11:52am

    私の母も、私が社会人になると、
    着物を揃えるように言い続ける人でした。
    家も貧しかったので、両親に渡すお金と
    買わされ続ける、高価な着物代。
    自由になるお金は殆どなかったです。
    私が嫁に行く時のために
    絶対必要だと言い張った母ですが、
    見栄以外の何者でもなかったように
    思います。
    袖を一度も通すことのない着物は
    実家のタンスに20年近く眠っています。
    文字通り、タンスの肥やしです。
    こんな結果になるくらいなら
    どうしてあの時、説得できなかったのか。
    「だってあの頃はそれが当たり前だったから」
    と、当時の家計を省みることなく、
    詫びれもなく言ってのける母の姿に、
    この年になっても、素直にありがとうを
    言えません。
    この先、母が逝ったあと、私は着物を抱きしめて
    あの頃の母の愛を後悔と共に、
    涙するのでしょうか・・
    考えさせられる、コメントでした。

    • tomomin09
    • 2012.08.16 2:12pm

    う~ん・・・
    考えさせられてしまいますね。
    モノの価値って時間や年齢によって変化するのでしょうか?
    私の母は、裁縫をよくしていたため、
    私の洋服・着物は殆どが母の手作りでした。
    (なんと和裁もしていたので・・・)
    その中には今でも覚えているくらい
    お気に入りもあったのですが、
    仕舞うところも少ないし、あまり着ない内に
    サイズが合わなくなるので、
    殆どの洋服は近所や親戚の家に差し上げて
    しまったようです。
    デザイン的にもちょっと変わったモノが多くて、
    欲しがる人が多かったせいもあります。
    そんな中、私が一番気に入っていたドレスは
    今でもとっておいてくれていることが分かって、
    すごく嬉しかったです。
    それは、母にとっても一番のお気に入りで、
    一番作るのに苦労したものだったようです。
    (これが一番欲しがられたらしいですが・・・)
    思い出の全てを取っておくことは、
    中々難しいことだと思います。
    だから、ある程度心の中でも仕方無いのかな、と。
    実は先月、先生の本を読む寸前に、
    待てなくて片づけを始めてしまった所から、
    (偶然ですが、押入でした。)母が洋服の
    余った布で作ってくれたお手玉が出てきました。
    今更お手玉なんてしないのですけど、
    見てるだけで、その布を使った洋服が
    思い出せるのです。
    大したスペースを取るものでも無いので、
    お手玉は取っておくことにしました。
    「断捨離」・・・
    片づけたい私にとって、これならって思って、
    本屋さんでちょっと中身を読んでみましたが、
    私には出来そうに思えなくてやめてしまいました。
    あんなにバッサリ切り捨てて、
    後悔しない自信が無かったので・・・
    だから片づかないって言われそうですけどね。
    でも、片づけたくて色々ネットを見ていたら、
    先生のブログを見つけたんです。
    先生の文章、すごく安心しました。
    断捨離していたら、
    お手玉捨ててしまっていたかもしれません。
    ・・・ありがとうございます。

    • ぶた猫のママ
    • 2012.08.16 3:10pm

    初めまして、
    私も去年、引越を機会にあれこれ処分した一人です。
    婚礼家具は置く場所が無ないのを言い訳に捨てましたが、和ダンスに入っていた着物はそのまま残しました。
    私も一人娘で、結婚の時の母が何枚か着物を作って持たせてくれました。
    もう派手で着れないものばかり、娘も全く着物に興味がなかったので迷いました。
    でも、去年2人目の孫が女の子で、もしかしたらその子が着ることがあるかもと・・・・
    もうしばらく手元に置いておくことにしました。
    孫のお宮参りの時、実家の両親が娘が生まれたときに用意してくれたお宮参りの着物を出したら、親子2代同じ着物って素敵だね、と思わぬ反応にちょっと嬉しくなりました。
    私の総絞りの羽織を被布に仕立て直してもらい三歳のお祝いにはそれを着せようと準備しました。
    今の時代、親子代々使えるものなどたいしてないのにね。
    何でも簡単に手に入るけれど、思い出の品もいいかなと思っています。

    • もり
    • 2012.08.16 3:31pm

    先生のブログ内容や、皆さんのコメントに
    とてもいやされました。
    傷がいっぱいある人ほどあたたかいのですね。
    あたたかいです、みなさん。
    自分の人生を
    傷つきながら、よろけながら、どツボにはまりながら
    それでも起き上がって前を向いて
    それぞれの人生を生きて行く、「同志」のように感じました。
    あたたかな力をいただきました。
    今日はいい日です。

    • cafeor
    • 2012.08.16 4:52pm

    母の話と、着物の話にはつい反応してしまいます。
    私もいまだに、プチ反抗期が続いたままです。
    仲良しこよしの母娘を見ると羨ましくなります。
    父が自営業だったのでお金の心配をいつもしている
    状態で、もちろん大学進学も論外でした。
    そんな状態でも、成人式には着物を作ってくれようと
    母「採寸するから、呉服屋さんについて来なさい!」
    娘「着ないしもったいないから、いらない!」
    の言い合い。
    結局レンタルの着物で成人式は済ませました。
    でも、こっそり作ってくれてたみたいで、20代半ば頃
    着物に興味が出てきて、お茶を習い始めた頃に
    母の着物を借りようとしたら、出してきてくれました。
    辻が花の小紋の着物で、私には価値がわかりませんでしたが
    まわりの年配の方からは口々に「いい着物」と言って頂き
    お稽古や、食事会などで重宝し、感謝しました。
    その着物で成人式(だいぶ過ぎてましたが)の写真も
    友人にヘアメイクを頼んで、撮り直してみました(^-^;)
    ほんとは、振り袖を作ってあげたかったんだよな~と、
    いまでもちょっとだけ悪かったなとは思っています。
    結局、振り袖よりは使い勝手が良かったのですが。。。
    身につけるモノからは、リアルに愛情が伝わってきますね。
    その後、自分で買った幾つかの着物よりも、一番愛着が
    あるかもしれません。絶対に処分はできないと思います。
    子供がいないので、姪っ子にあげることが出来るのか、
    その着物をどうすればいいのかは、今後、大問題です。

    • あさこ
    • 2012.08.16 5:37pm

    今日の記事を読んで私も正直困りました。
    うちの母もせっせと着物を買って、嫁入りのときに新品と自分の着ていたもの5,6枚持たせてくれました。
    結婚して25年経ちますが、着物はまったく着ていません。
    自分で着られないのでなおさらですが・・・
    よく考えると悲しいことですね。
    以前、母から着物より現金を持たせてあげるべきだったよねと言われたので、そうだよ!って答えましたが、母はさみしかったでしょうね。
    25年も我が家のタンスの中に眠っている着物はこの先どうしたらいいのでしょうか?
    今は見て見ぬふりをしていますが、何とかしなくてはいけない問題ですね。
    ふうぅ~ため息が出ます。

    • I.ヨッシー
    • 2012.08.17 11:03am

    先日、母が倒れ亡くなってしまいました。83歳でした。母も私が結婚するときのためにと、私が小学生の時から着物の反物を買って用意し、結婚する時はタンス1竿以上の着物を持たせてくれました。その中に絽の喪服があって、なんで絽の喪服まで?と思っていました。そして母が亡くなり、8月3日がお葬式でした。私はしつけの糸を切ってその着物を着ました。このために用意していたの?母の思い、慣習に縛られたり、見栄もあったりしたと思いますが、確かに愛情もあったとと思います。ちなみに大量の着物はありがたく着させて貰ってます。お茶を習っているので。お母さんありがとう!! と、ここで終わっておけば美しいんですが、母の遺した大量の服や物があります。父の遺した物もそのまま!これから地獄の片付けが待っています。あぁ~お母さん!!

    • 匿名
    • 2012.08.17 11:04am

    こんにちは。
    断捨離は、何でもかんでも捨てなさいと言っているわけではないと思いますよ。
    私も今、断捨離や片付けの魔法・斎藤一人さん式の本を読んだり、もちろん安東先生のブログも読んで片付けを頑張っています。
    でも思い出のものは捨てていません。
    その思い出のものは、見ていると嬉しくなるから。
    そういうものは捨てなくていいんです。
    断捨離は、そういうものも捨てなさいとは言っていません。
    自分のものです。大事な大事な宝物です。
    なんでもかんでも捨てなければいけないと間違った解釈をして、大切なものを捨ててしまわないようにしていきたいです。
    これからも快適な生活を目指して頑張ります。

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